ビワの種を鉢に埋めていたら、いつの間にか芽を出していました。発芽するのは、命が宿っている証拠。あらためて、ビワの生命力の強さを感じました。私たちが健康に生き続けるには、命の宿っている物を体に入れることが大切です。まずは加工品や添加物を避け、その土地で採れる季節のものを食べることです。季節の食材はその時期の気候に強い生命力を備えていますから、栄養分を丸ごといただくことで、私たちの体もその季節を乗り切ることができるのです。もう少し踏み込んで、自然の力と私たちの体のしくみについてお話すると、病気やケガをした時「バチが当たった」という方がいますが、本来、神様が育む存在だとすると、バチなんか当てないんですよ。自然はいつも私たちを成長させようと働きます。病気の症状は菌や毒素を外へ出し、健康な状態へ戻すための作用なのです。ビワの葉療法をはじめとする自然療法は、自然治癒力を高め、痛みを取り除くだけでなく、体を根本的に治そうとします。これに対して現代医学の対処療法は、一時的に炎症を止めるだけで、根本的な改善にはなりません。命宿るものだけが、命を育てる…毎日、口に入れる物や体につける物を、命ある自然の物に近づけていきませんか?